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採用されてからがスタート!

採用後に準備しておくべき事とは?

採用後に準備しておくべき事とは?

晴れてエンジニアとしての転職先が決まった場合。 みなさん、エンジニアの転職活動は、ここで終わりだと思っていませんか? 答えはNOです。 新しい転職先で採用が決まったあとも、入社に向けた準備を着々と進めていかなくてはいけません。 今在職中の会社での準備、また転職先に対して必要な準備は、簡単なものではありません。 採用が決まったら、しっかりこれらのことを準備しておくことを想定しておきましょう。

採用が決まってから本格的な円満退社へ

まず、採用が決まった時点ですぐに考えないといけないことは、「今いる会社の退職」です。

採用が決まってから退職を伝えるというのは、絶対にNGです。

新しい転職先に採用されると、「いつから出勤できますか?」ということを必ず聞かれます。

そのときに、大体の目安を伝えられるように、転職活動を行っている時点で、退職の旨は伝えておかないといけません。

伝えるタイミングは難しいですが、ハッキリと「○○月までに退職します」というのは、採用が決まってからにして、退職を考えて、次のプランを考えているということは前々から伝えておくようにします。

退職の見通しがいつまでもつかない場合、せっかく採用されても、他のエンジニアに先を越されてしまう可能性があります。

企業は、あなたを即戦力として獲得した場合、早く入社してくれればくれるだけ助かります。

できるだけ早く入社することを望んでいる

しかしあまりにも入社が長引く場合、他のエンジニアを探していかないと、いつまで経っても企業の人材不足の穴を埋めることができません。

退職日が決まれば、あなたに対する仕事の量も徐々に減ってきて、しっかり後釜のエンジニアの育成や、システムの引き継ぎなどに時間を使えるでしょう。

退職したいと伝えるだけなら、あなたはいつまでも辞めることができません。

ハッキリ退職日を伝えて、会社に了承された後は、どれだけ会社が説得しようと、強引に引き止める権利はありません。

採用は決まったら、まずは今いる会社の円満退社が、第一の目標です。

即戦力として期待外れにならないための準備をしよう

そして次に、「仕事の流れのおさらい」です。

面接でも軽くは触れると思いますが、あなたが配属されるであろう部署、そして任されるであろうポジションを整理しておきましょう。

入社してからどんな流れになるかをイメージして、転職先の期待外れにならないような立ち振る舞いを心がけましょう。

例えば、エンジニア関連の資格を持っていて、それを面接の場でアピールした方などは、その資格で必要とされる知識を、もう1度おさらいしておきましょう。

どんなものでもそうですが、資格というものは、取得したときがピークに知識がある瞬間です。

大体の方は、そこからその資格に関する知識が徐々に薄れていってしまうものです。

エンジニアの場合、そのように資格の知識が薄れていってしまうということは、資格を持っていないのと同じぐらいの扱いになってしまいます。

過去に取得した知識はもちろんのこと、日々エンジニアとしての知識を増やしていかないと、ステップアップは望めません。

転職先の情報もしっかり把握しておく

そして、転職先の情報も、おさらいしておくのが良いでしょう。

あなたに対する期待が高い分、すぐに会社のプロジェクトの中心に入ってほしいものです。

会社の方針やワークスタイルの大枠を知っておけば、スムーズに会社の一員に溶け込むことができますし、周りの信用もすぐに勝ち取ることができるでしょう。

入社してから、分からないことを質問するのは大事なことですが、何も事前準備なしでむやみやたらに質問するのとは、まったく訳が違います。

細かい情報は、入社前に一通り予習しておくべき

あとは、「転職先へ通勤することに対する準備」です。

転職先の就業時間を把握し、自宅から会社までの通勤経路、そして電車の場合はダイヤの確認など、余裕を持って到着できる時間をシミュレーションしておきましょう。

時間があれば、会社の概要も予習しておいた方がいいですね。
例えば、会社の社長の名前、従業員数、沿革、資本金などの基本情報ですね。

すべて完璧に網羅する必要はありませんが、こういう情報は、入社してからだとあまり触れなくなることが多いです。

自分が新しく働く会社の情報を知っておくことは、社会人として当然のことですが、意外と知らずに過ごしてしまう人が多いのも事実です。

もしあなたが入社して、エンジニアとしての実績をその会社で残したとしても、会社の基本情報がまったくないことがバレると、常識を少し疑われてしまいます。

採用後の準備が大事なのは、「あなたが働きやすい環境を自分で作る」という意味があります。

入社してからは、なかなかそういうことに時間を割くことができませんので、最初から自分に有利な環境を作っておくことは、あなた自身のためになるのです。

なるべく仕事以外でストレスを抱えないように、自分で行動することも大事なのです。