ホームへ戻る

カテゴリー

新着記事

ここ1ヶ月間の人気の記事

履歴書の書き方はこれでバッチリ!

履歴書の長所と短所の書き方はこうだ

履歴書の長所と短所の書き方はこうだ

エンジニアが履歴書を書くときには、しっかりと長所と短所の書き方も意識しなくてはいけません。 長所は自分の「優れている技術」、そして「社会人としての良いところ」をピックアップして記述します。 自分の長所がどんな形で仕事に繋がるのか。 エンジニアの場合、「得意な言語がシステム開発のどこに生かされるのか」といった感じですね。 短所は、アピールするというイメージではありませんが、正直に自分のダメだと思う所を告白するような感じです。 しかし、ネガティブな表現は好ましくないので、言葉選びに気を付けます。 履歴書に書くときに、具体的に意識するべきポイントを解説します。 さらに、エンジニアにとって理想の表現はどんなものなのかも記述していきます。

長所をアピールするのに「具体的な体験談」は必須

まず履歴書の長所の書き方です。

長所をアピールするときのポイントは、まず「長所を発揮することができたエピソード」をセットで考えるということです。

例えば、「システムアナリストの資格を有し、前職でシステムエンジニアとして、開発の現場や、部下の進捗管理をしていた」という長所があったとします。

これが本当のことなら、実績として申し分のないことですが、ここにもう少し体験談、感じたやりがいなどを付け加えないと、信憑性が少し弱くなってしまいます。

「悩むこともありましたが、自分がシステム運用までの中核を担うことができたことに、やりがいを感じていました」と付け加えたり、「指導をしていた部下が昇進し、参加人数を増やしてプロジェクトの規模を大きくすることができました」など、画が想像できるような内容を付け足します。

短所を長所にすることも

もし自分の長所に自信がない場合は、「短所の言い方を変えて長所にする」という作戦もあります。

前職で行っていた業務が、「長続きしない」という理由で転職に至った場合でも、「好奇心が旺盛で、どんどん新しいことに興味が出た」という風な表現に変えれば、「向上心に溢れたエンジニア」を作り上げることができます。

また、常に心配性である方は、「リスクに対して敏感」というような表現をすれば、責任感のあるシステムエンジニアという印象を与えやすくなります。

なんとかマイナスイメージを持たれないように短所を盛り込もう

短所の書き方は、なるべく欠点をソフトに記述するということが大切です。

短所をアピールポイントに直接繋げるのは難しいので、「ストレートで印象の悪い言葉」を避けるようにしましょう。

「集中力がない」、「気が短い」などという短所は、どうにもポジティブな言葉には言い換えられない、ストレートな言葉です。

かといって、これらをそのまま記述してしまうと、どう考えても良い印象は与えられませんよね。

応募した職種との兼ね合いを意識する

もう1つのポイントは、「応募した職種との兼ね合い」を意識した書き方です。

エンジニアと言えども、職種は数えきれないほど存在し、SEならSE、カスタマーエンジニアならカスタマーエンジニアの短所の表現というものがあります。

例えば、カスタマーエンジニアで考えてみます。

カスタマーエンジニアという職種は、企業のシステムや機械のトラブルの解決に努める職種で、自社独自のシステムなどをしっかり把握して遂行する必要があります。

そういった職種に応募しているにも関わらず、「不測の事態が起きると少しパニックになる」といったような短所の表現をしてしまうと、面接官は非常に採用しにくくなります。

機械やシステム、データベースなどの「不測の事態」に対応することが、カスターエンジニアの主な役割ですから、それを見た面接官に「この仕事には向いていない」と判断されるのは、当たり前のことですよね。

それでもなんとか短所をうまく盛り込みたい場合は、「物事に慎重に取り組むあまり、フットワークの軽さに少し欠ける」というソフトな表現で記述しましょう。

このぐらいのニュアンスが、「正直に短所を告白する」という絶妙なラインです。
ストレートすぎず、それでいてしっかりと弱点は理解しているというイメージを、面接官に持ってもらうのです。

マイナスポイントを深く考えすぎないことも大事

長所と短所、どちらかしかどうしても思いつかないという方がもしいるなら、「思いつく方を先に考えて、後から逆を考える」という段階を踏みましょう。

特に、短所をうまく文章に入れ込むのに、苦戦するエンジニアは多いと思います。
つまり「言葉にしやすい短所がない」という状況です。

エンジニアの基礎である知識の不足や、責任者としての経験不足は、大きなマイナスポイントになるのではないかと考える方も多いでしょう。

しかし、「言語の知識が少し少ない」や「プロジェクトをまとめた経験がない」といった短所は、直接悪い印象を与える短所ではないので、むしろ履歴書には書きやすいです。

経験の少なさや知識の乏しさは、入社すればどの程度なのか、会社にも分かってしまうことです。

正直に履歴書に書くことは、決して有利ではありませんが、社会人としての印象を悪くする記述ではないと思います。