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仕事とプライベートを区別する方法とは?

仕事とプライベートを区別する方法とは?

フリーランスのエンジニアは、仕事とプライベートをしっかり区別しなくてはいけません。 これがフリーランスのエンジニアの最大のメリットであり、最大のデメリットでもあります。 仕事自体の難しさももちろんありますが、在宅勤務の難しさというのは、経験しないとなかなか分からないものです。 そして現在フリーランスとして成功しているエンジニアでも、必ず1度は「会社員がうらやましい」という気持ちに駆られることでしょう。 それは隣の芝が青く見えているだけで、ちゃんとポイントを押さえれば、フリーランスの方が楽な面は多いです。

仕事を始めるまでのルーティーンは意外と大事

まず、会社員のエンジニアと比較して考えてみましょう。

会社員の場合、出勤時間が決まっていて、電車通勤の場合は決まった時間の電車に乗りますよね。

ということは、「仕事開始までのルーティーン」がある程度確立されているということです。

家を出て、会社に向かうまでの時間を要することで、身体が徐々に「仕事に集中できる体制」になっているということです。

一方フリーランスの場合、朝起きてそのまま、パソコンの前に座り、仕事を始めることも可能です。

しかし、起きてすぐというのはなかなか集中力が上がりませんので、在宅勤務でも「仕事開始までのルーティーンを作る」というのは、仕事とプライベートを区別する意味でも大事なことです。

起きてから、仕事を開始するまでに限ったことではありません。

何時から何時までは仕事をして、この時間は昼食と決めたり、テレビを観ると決めたり、内容はなんでも構いません。

自由に時間を使いすぎると、作業が遅れていたり、のちのちスパートをかけないといけないペースに入りこんでしまっていても、1人ではなかなか気づきません。

仕事中は、休憩を1つのルーティーンと考えることで、仕事とプライベートを区別しやすくなります。

自分の今の状況を確認しながら、作業を進めて行く

先ほどのポイントに関連することなのですが、「今は仕事をしているのか」、「プライベートの時間なのか」というのを、しっかり確認することも大事です。

そんなこと、簡単に理解できるのではないかと思いますよね。

しかし、いざフリーランスで仕事を始めると、「仕事中なのか休憩中なのか分からない時間」というのが出てくるものです。

例えば、なんとなくパソコンの前に座って、作業をしている時間でも、合間合間に携帯電話をいじったり、点いているテレビの方に気が行ったりすると、「仕事をしている形」を作っているだけに過ぎません。

これは意識して休憩しているわけではありませんが、決して「仕事をしている時間」とは言えません。

このような時間が、仕事とプライベートを区別するにあたって「1番無駄な時間」です。

これを自分1人で管理するというのが、フリーランスの難しいところで、「この時間は絶対仕事をする」と決めていても、少しずつ集中力が切れていくのが人間です。

ましてや自宅には、職場にはない誘惑が多く存在しているため、どうしても楽な方に流れていってしまいがちです。

非常にシンプルな考え方かもしれませんが、「仕事とプライベートを区別することを意識する」というのが、究極の考え方ではないでしょうか。

自分への負担は増えもしないし、減りもしない

自分で決めたルールを破っても、誰からも怒られず、その状況を知っている人もいなければ、助けてくれる人もいない。

そのような状況で、徹底的に仕事とプライベートを区別するには、「すべて自分に返ってくる」ということを常に考えることが必要です。

誰にも怒られないということは、「自分への負担」を戒めとして作業を進めていくしかありません。

これは、単純に仕事をするだけではなく、経費の管理や確定申告、クライアントとのコンタクトまで、すべてをこなさないといけないフリーランスのエンジニアには、絶対必要な考え方です。

会社員のエンジニアには、「自分がサボれば自分の負担が増える」という気持ちは薄いです。

組織で仕事をしている場合、「助けてくれる存在がいる」という意識がどうしても出てくるため、同じ職場でも仕事量の違いが生じます。

フリーランスは、早いか遅いかの違いだけで、最終的に自分がこなす仕事量は同じです。

今は楽ができていても、後々負担が大きくなることを考えると、先に作業をこなすことが、どう考えても「フリーランスとしての寿命」を延ばすことになります。

そして、フリーランスになったからには、「フリーランスの良さ」をちゃんと経験しないといけません。

「自分がこれだけ努力すれば、これだけ自由に出かけたり、ゆっくりできるんだ」という作業の進め方をしなければ、冒頭で話したように、社会人のエンジニアがうらやましく見えるばかりです。

ここまで読んで下さった方は、フリーランスの経験がなくても、フリーランスのメリット・デメリットを理解して頂けたかと思います。

フリーランスへの転身を考えている方は、ぜひ参考にしてください。