求人でどのような人材が求められるのかを知る方法

求人でどのような人材が求められるのかを知る方法

2018/8/21 更新

企業側から求められているものとは?

求人でどのような人材が求められるのかを知る方法

エンジニアと言えども、多くの職種があることは周知の事実です。 しかし、エンジニアという職に就くにあたって、企業が求めているものというのは、ある程度の一貫性があるものです。 もちろん、専門的なスキルに関しては、SE、プログラマー、カスタマーエンジニア、セキュリティエンジニアなど、突出しなくてはいけないものは異なります。 今回説明するのは、企業が総じて求めている「エンジニア」という職業の理想像です。 求人サイトに掲載されている企業にも、これはもちろん言えることなので、参考にしながら求人サイトを活用してほしいと思います。

 

近年、企業が求めているエンジニア像に変化が表れている

エンジニアは専門職のため、将来のエンジニアとしてのプランは、企業が考えるわけにはいきません。

そのほとんどを、自分で考え、それに向かって今出来ることを実行していかなくてはいけません。

エンジニアは「人材不足」と言われていますが、実際には転職活動をしているエンジニアも多くいるわけで、矛盾が生じていることになりますね。

この現状は、「企業と転職するエンジニアのニーズの不一致」を表しています。

以前のエンジニア業界の傾向としては、「専門知識が豊富で、システム設計や企業のマネジメントができる」というような、専門性の高いエンジニアが求められていました。

専門職のエンジニアにおいて、専門性の高いエンジニアが必要とされるのは、至極当然のように感じますが、実際企業では、その傾向は薄れてきています。

もちろん、専門性の高いエンジニアが企業に来ることが、マイナスと考えるわけではありません。

しかしそれ以上に、「社会人としての常識」や、「コードなどエンジニアにとっての基礎知識」を重視する企業が増えてきています。

つまり、エンジニアはとても入れ替わりの激しい職種になっているので、突然退職したり、全く常識のないエンジニアを採用したくないという、企業の気持ちが強いのです。

企業と転職希望者のニーズは、どちらも譲れない深刻な問題

先ほどのような状況で、エンジニア業界に「企業と転職者のニーズの不一致」が起こっているのであれば、双方が歩みよれば解決するのではとも思いますよね。

しかし、それでも上手くいかないのがエンジニアの転職の難航している部分です。

専門性の高いエンジニアの需要が薄れてきていると言いましたが、それは「社会人としての常識を持つエンジニア」を求める傾向が増えたという意味で、スキルの高いエンジニアの需要がなくなってきたということではありません

従来のエンジニアの現場では、プログラミングのスキルではなく、過去に経験してきたプロジェクトの規模、携わってきた設計の段階が重視される傾向にありました。

プログラマーを希望するエンジニアは、プログラミングのスキルが拙くても、年齢などを考慮して採用する企業も多かったのです。

しかし現在のエンジニアの開発現場では、プログラミングスキルが以前よりもかなり求められるようになりました。

自社独自の開発サービスに携わりたいという、転職希望のエンジニアは数多く存在します

ところが、現在の自社開発サービスはどこも専門性が高く、以前の企業での経験がなかなか生かせないという場面も増えています。

開発の手法、ビジネスモデルやイノベーションのスピード感も大きく異なるため、「経験を重視した採用」というのが難しくなっています。

少しややこしくなったので整理すると、エンジニアの転職が難航している理由は、「経験を生かしたい」という転職希望者と、「柔軟な対応力のあるスキルがほしい」という企業のニーズがなかなか一致しないためと言えます。

もちろん、エンジニアが経験を生かして転職したいと思うのは、当たり前のことです。

むしろ、経験があったからこそ、新たなステップアップを目指して転職に踏み切れたという部分もあると思います。

頭を柔らかくして経験にとらわれないようにしよう

では一体、現段階で「1番採用されやすいエンジニア」というのは、どのような形なのでしょうか?

前述したことを踏まえた1番の理想形は、やはり「対応力と経験が備わっているエンジニア」でしょう。

前職での経験を生かして、新たな会社の自社開発に携わるというのは、ステップアップに向けて最善の方法だとは思います。

しかし、経験だけでは、やはりエンジニアとしての「ステップアップ」は難しくなってきます。

もし今、前職の経験を生かしたいという転職希望者がいれば、転職が成功したときに柔軟に自社サービスに対応することを第一に考えましょう。

それがたとえ、前職の経験と全く異なるシステムであっても構いません。

「経験」はあくまで転職成功に向けての材料と考え、新しい職場で「柔軟性」を発揮できるように、気持ちを切り替えた方がいいでしょう。

「柔軟性がある」というのは、経験が少ないエンジニアにとっても、必ず求められているエンジニアの要素の1つです。